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電波ないち名無しさん

Author:電波ないち名無しさん
ちゃぶろ時代と変わらず、日々感じたことを、文法を気にせずつづっていきたいと思います・・・

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東京の2020年夏季五輪の開催権獲得を手放しで歓迎することは到底できない件

日本時間で9月8日(日)早朝、
2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催権は東京が得ることと決まりました。
この決定を、私は諸手を挙げてまで歓迎はできません。
ただし、IOCが決定した事そのものについて、結果が出た以上は尊重したいと思います。

さて、7年後の2020年に東京で夏季オリンピックと夏季パラリンピックの開催を迎えるにあたっては
乗り越えなければらない課題は非常に多いということを
日本国民(特に日本政府)はここにあたって改めて強く認識しなければなりません。

【ブエノスアイレス共同】国際オリンピック委員会(IOC)は
7日夕(日本時間8日早朝)にブエノスアイレスで開いた総会で、
2020年の第32回夏季オリンピック大会の開催都市に東京を選んだ。
1964年の第18回東京大会以来56年ぶりで、アジアでは初めて2度目の開催となる。
会期は7月24日から8月9日まで。

72年札幌、98年長野の冬季大会を含めると日本では4度目の五輪となる。
パラリンピック大会の開催も決まった。
招致委員会の竹田恒和理事長は「この喜びを何年も待っていた。開催が決まり光栄」、
安倍首相は「確実に安全な五輪を提供できるという訴えが伝わった」と語った。


(2020年五輪、東京決定 56年ぶり2度目の開催 - 47NEWS(よんななニュース) より)


7年後の開催までに乗り越えなければらない問題として、例えば

● 福島第一原発事故の全容解明と事故の対応(事故由来の問題も含む)
● 東日本大震災で被害を受けた東北地方の復興
● 老朽化した建築物のリフォーム等の是非(バリアフリー化なども含む)
● 労働者が満足して労働出来る環境があふれる日本社会への刷新
● 日本国内に存在するあらゆる差別問題・人権問題の解消

● 日本国内のパラリンピックの不当ともいえる扱いの低さの解消


などがあります。もちろんこの他にも細かいものを含めて数多くあります。

目下、日本にとって最大の課題はやはり福島第一原発事故の処理問題でしょう。
IOC総会の地でも外国メディアから質問や、プレゼンテーションなどで
日本の要人は口々に安全性を強調しておりました。

しかし・・・です。

二〇二〇年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で、
安倍晋三首相は東京電力福島第一原発の汚染水漏えい問題について、
「まったく問題はない。汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」と強調した。 

安倍首相はプレゼンテーションで「東京は世界で最も安全な都市の一つ」とアピール。
福島第一原発事故について
「状況はコントロールされている。東京にダメージを与えることは許さない」
とした。
この発言に対し、IOC委員が質疑応答で、東京に影響がない根拠を尋ねた。

首相は
「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の〇・三平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」
と断言。
近海のモニタリングの結果、
「数値は最大でも世界保健機関(WHO)の水質ガイドラインの五百分の一。
 日本の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準だ」
とアピールした。


だが、
福島第一原発では毎日汚染水を含む大量の地下水が漏えいしている。
先月には地上タンクから約三百トンの処理水が漏出。
外洋につながる排水溝に沿って、
処理水と同じ特徴を示す高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認され、
外洋に漏れた可能性が極めて高い。港湾内の水についても、
東電は、外洋と完全にブロックされた状態ではなく、水が行き来していると説明している。

首相は
「日本のどの地域でもこの基準(食品や水の安全基準)の百分の一であり、
 健康問題については、これまでも今も将来もまったく問題ないことを約束する」
とし
「抜本解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手している」
と強調した。


プレゼンテーションを終えた安倍首相は、報道陣に
「汚染水については完全にブロックされていると伝わったと思う。
 (汚染水問題は)数日前から私の口からはっきり伝えようと思った」
と話した。


(東京新聞:首相強弁「汚染水問題ない」 IOC委員質問に回答 実際は外洋漏えいも:社会(TOKYO Web) より 黄字は筆者による強調)
2020年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長が、
ブエノスアイレスで開いた記者会見で
「福島とは離れている。東京は安全だ」と発言した
ことに、
東京電力福島第1原発事故に苦しむ福島県民から
「東京が安全ならいいのか」「差別的だ」と反発の声が出ている。

竹田理事長は、4日の会見で原発事故について
「東京は水、食物、空気についても非常に安全なレベル。全く懸念はない」
「福島とは250キロ離れている」と述べた。


「『東京は安全』と強調するのは『福島の現状はひどい』と認めるということ」。
福島市から東京都練馬区に自主避難している主婦(37)は憤る。


(東京が安全ならいいのか 原発事故に苦しむ福島  - 47NEWS(よんななニュース) より 黄字は筆者による強調)
【ブエノスアイレス=臼井康兆】二〇二〇年夏季五輪の開催都市を決める
国際オリンピック委員会(IOC)総会を前に、
東京招致委員会は五日午後(日本時間六日午前)、招致演説に向けた最後の公式リハーサルに臨んだ。
終了後、招致委会長の猪瀬直樹知事は記者団から出来栄えを問われ、
「ほぼ完璧だと周囲から評価された。この勢いで本番に臨みたい」と
語った。 

リハーサルは七日の総会会場となる市内のホテルで、非公開で実施。
本番と同様にイスタンブール(トルコ)、東京、マドリード(スペイン)の順で進み、
他都市の関係者はシャットアウトされた。

一方、猪瀬知事は公式リハーサル終了後、
招致への悪影響が懸念されている東京電力福島第一原発の汚染水問題について、記者団の質問に
「誇大に、間違った形で伝えられている風評的なものを取り除く」
と答え、火消しに回った。

猪瀬知事は、汚染水対策に政府が約五百億円を投入し、対策も公表している点を強調。
「東京を支持する人、支持するかもしれない人にはきちっと伝えないと」
などと、開催都市決定の投票権を持つIOC委員に理解を求める考えを示した。

また「招致レースでマドリードがリード」との一部の見方について、
「リードしているかどうか分かりません。手応えはある」
と、東京開催への意気込みを示した。


(東京新聞:猪瀬知事 汚染水「風評取り除く」 2020五輪 東京招致:社会(TOKYO Web) より 黄字は筆者による強調)


福島第一原発事故は事故から2年半が経過しても
事故の全容も満足に明らかになっておらず一向に解決のめどがつきません。
予断を許さない状況は相変わらず続いているのです。
いや、とてもつけられるような状況ではないと言ったほうが良いのかもしれません。
報道を見ていると、
まるで事故など過ぎ去ったかのような雰囲気に錯覚しがちですが、
事故は全く終わっていない、終わりすら見えていないのです。
そうであるがゆえに、この度ブエノスアイレスで行った
安倍晋三首相やオリンピック招致委員会の面々の言動は
「オリンピック招致のために原発事故を糊塗し、東京と福島を切断処理するのか」
と受け取られる醜悪とも言える発言であり、看過すべきではありません。

9月8日のIOC総会で決まったことは、
あくまで「2020年夏季のオリンピックとパラリンピックを東京で開催する権利」です。

招致が決定して確実に国外から今まで以上に日本への視線が厳しく注がれる状況に、
日本政府は自ら追い込みました。
これからは原発事故への対応の成果を目に見える形で求められるでしょう。
東京電力へのプレッシャーや風当たりは今まで以上に強くなるでしょう。
福島第一原発の7年後がどうなっているかは誰もわかりません。
ですから、今後の経過次第では無事に開催可能な可能性も大いにあるし、
最悪には「開催権を返上」という事態だってありうるわけです。
事実、日本は1938年に激化・長期化していた日中戦争の遂行を優先させ、
1940年に開催予定だった東京オリンピックの開催権を返上しています。
開催権返上に至るようなことがないように、
今まで以上に原子力行政やその従事者たちの監視を行わなければならないでしょう。


本記事では福島第一原発事故に絞って述べましたが、
7年間で解決しなければならないものは本当に多いです。
オリンピックの開催権を得たことでいつまでもお祭り騒ぎなどしてはいられないのです。
日本政府ならびに招致委員会の方々がどこまでそれを理解しているか、
今後の言動でそれが問われることでしょう。



・・・・・・という、長々とした記事兼生存報告でした(報告にいい機会なのでねw)。

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