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Author:電波ないち名無しさん
ちゃぶろ時代と変わらず、日々感じたことを、文法を気にせずつづっていきたいと思います・・・

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秋の深まりとともに歴史認識問題で関係国へ「挑発」を深めんとする日本の政治家の御歴々

靖国神社の秋季例大祭が行われている中、今年の秋の臨時国会が始まったようですが、
早速我が国日本の国会議員たちは
中国・韓国・北朝鮮をはじめとする周辺国・関係国に対して「挑発」に余念が無いようです。

安倍晋三首相は今回も
靖国神社への参拝を見送る代わりに内閣総理大臣名義で真榊を奉納しました。
また、安倍内閣の閣僚や日本の国会議員は大挙して靖国神社に参拝しました。

安倍首相は靖国神社の秋季例大祭(17日~20日)での参拝を行わないことを決めた。

今年4月の春季例大祭と同様に、神前に供える「真榊(まさかき)料」を奉納する方向だ。

首相は11日に出演したBSフジの番組で、靖国参拝に関し、
「国のために戦った英霊の冥福を祈るのは、国のリーダーとして当然の権利だ」
と述べるなど、首相在任中の実現には意欲を示している。

ただ、春季例大祭、8月15日の終戦記念日に続き、
秋季例大祭での参拝も見送れば、年内に首相が靖国参拝を行う可能性は低くなる。
靖国参拝に反発する中国、韓国との関係改善に配慮した面があるとみられる。


(安倍首相、靖国神社・秋季例大祭の参拝見送り : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) より)
安倍首相が17日から始まった靖国神社の秋季例大祭に合わせた参拝を見送り、
真榊(まさかき)の奉納にとどめた。

ただ、首相は周囲に任期中の靖国神社参拝に向けた意欲を漏らしている。

17日午前6時に開門した靖国神社の本殿前には、
「内閣総理大臣 安倍晋三」と記された真榊が供えられた。
首相が奉納したもので、4月の春季例大祭の際と同じ対応だ。
首相が今回も真榊奉納で対応することを決断したのは、台風で各地に被害が出た16日のことだ。

首相は、206年発足の第1次内閣当時、
小泉政権時代に靖国問題で傷ついた日中関係を立て直すため、靖国神社に参拝しなかった。
首相は当時の対応を「痛恨の極み」と悔やみ、再登板直前の昨年10月の秋季例大祭に参拝、
首相就任後も参拝の機会をうかがってきた。

ただ、現在の中韓との関係は第1次内閣当時より悪化し、両国と日本の首脳会談すら開かれていない。
首相は、首脳会談を開かない口実に靖国神社参拝を利用されることを警戒し、
今回も参拝を見送ったとみられる。
台風被害が大きく、その対応にあたる必要性が出てきたことも影響した。

首相は今後の靖国神社参拝について、中韓両国の反応なども注意深く見守る方針だ。
首相は「任期中には絶対、靖国に行きたい」と周囲に漏らしており、今後参拝に踏み切る可能性がある。
菅官房長官も17日のフジテレビ番組で、首相の靖国参拝について
「全く気持ちは当初から、変わってないだろう」と述べ、任期中の参拝に含みを持たせた。


(靖国参拝見送った首相「任期中に絶対行きたい」 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) より)
新藤義孝総務相は18日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。
17日からの秋季例大祭に合わせたもので、参拝後、記者団に
「個人の立場で私的参拝を行った。(玉串料は)私費で納めた」
と説明。
「個人の心の自由の問題だ。(参拝が)外交上の問題になるとは全く考えていない」
と強調した。
新藤氏は、春季例大祭の4月、終戦の日の8月にも参拝している。

一方、超党派の「みんなで靖国神社を参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)のメンバーも
18日午前、集団で参拝した。
尾辻氏や高市早苗自民党政調会長、加藤勝信官房副長官らが参加。
同会によると、自民、民主、日本維新の会、みんな、生活の各党などから計157人が参拝した。 
加藤副長官は参拝後の記者会見で、
「国のために尊い命を犠牲にされた方々に対し、ご冥福をお祈りし、尊崇の念を表するのは当然のことだ」
と述べた。
尾辻氏は会見で、安倍晋三首相の参拝見送りについて「やがてお参りがあるだろう」と、
首相の在任中の参拝に期待を示した。
高市氏も記者団に「(首相に)ご参拝いただけるときが来るのを楽しみにしている」と語った。

秋季例大祭は20日まで。閣僚では古屋圭司国家公安委員長も参拝する予定だ。
首相は参拝を見送る代わりに、祭具の真榊(まさかき)を私費で奉納した。(2013/10/18-12:06)


(新藤総務相が靖国参拝=「外交上問題ない」 より)


いくら日本の政府要人や国会議員が「外交上の問題はない」と言っても、
それは低劣な開き直り以外の何物でもありません。
これまでの様々な経緯から言っても靖国神社参拝問題は立派な外交問題です。

また、安倍首相の参拝見送りは当然のことなのですが、
真榊を奉納していることや将来参拝する意向をほのめかしていることなど、
彼の考えや姿勢に変化は欠片もありません。
行動に評価などできるものではないでしょう。


また、安倍首相は参議院本会議の代表質問で慰安婦問題について発言しています。

安倍晋三首相は18日の参院本会議で、従軍慰安婦問題について
「筆舌に尽くしがたい、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む。
 私の思いは歴代首相と変わりない」
と述べた。
一方で「この問題を政治問題、外交問題化させるべきではないと考えている」との認識も改めて強調した。

公明党の山口那津男代表の代表質問に答えた。

首相は歴史認識問題についても答弁し、
「我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して、多大の損害と苦痛を与えた。
 その認識は安倍内閣も同じで、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えだ」
と語った。その上で
「今後、わが国は国際協調主義に基づく積極的平和主義の考えのもとに、
 地域や国際社会の平和や安定により一層貢献していくべきだ」
と述べた。


(朝日新聞デジタル:慰安婦問題「外交問題にすべきでない」 首相が答弁 - 政治 より)


これも「政治問題、外交問題化させるべきではない」としていますが、
慰安婦問題もこれまでの様々な経緯からいって立派な政治問題、外交問題です。
政治問題、外交問題ではないのは安倍首相や考えを共にする者たちの脳内だけの話です。

また安倍首相は
「筆舌に尽くしがたい、つらい思いをされた方々のことを思い、
 非常に心が痛む。私の思いは歴代首相と変わりない」

とか
「我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して、多大の損害と苦痛を与えた。
 その認識は安倍内閣も同じで、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えだ」

などと、テンプレート通りの発言を繰り返していますが、
言外にこの発言と全く考えを異とする本音があるわけで、ただただ虚しく響くだけです。
もし首相の本音が答弁と一致しているというのであれば、
言葉だけではなく政策において目に見える形で示すべきでしょう。


靖国神社参拝問題と慰安婦問題は、歴史認識問題の中でも重要なトピックです。
周辺国・関係国が政治問題、外交問題として見ているこれらの事柄に対して、
日本では「政治問題にすべきではない」「外交問題化させるべきではない」と直視せず、
時には「問題の責任は全て周辺国・関係国にある」ともとられるような言動を見せるなど、
不誠実を態度を見せて開き直り続けています。
最近はそれだけではなく、
周辺国・関係国に対してチンピラの如く「挑発」的な言動を行う者もいて
ますます問題を深化させていっている始末です。
このような振る舞いを改めない限り、
周辺国・関係国も批判を止めることも弱めることもないし、
外交関係も悪化の一途を辿っていくだけでしょう。
もし歴史認識問題が原因で周辺国・関係国との外交関係が最悪な状態に至った場合、
その責任は我々日本の側も問われるということは肝に銘じておかなければなりません。


歴史認識についての姿勢を問われているのは日本の政府や国会議員だけではありません。
あのような政府を持ち、あのような議員を国会へ送り込んでいる日本国民も同様なのです。
今こそ自らの思考や言動を省みて、改めるべき所・改められる所は改める機会なのではないでしょうか。
(昨今の東アジア情勢を鑑みると、これでも随分遅きに失している感じはしますが)



<「挑発」についての当ブログの関連記事>
【北朝鮮情勢】相手の言動を「挑発」と言うが、己の言動はどうなのよ?
相手だけじゃなく自分自身も約束を守らずに態度もエスカレートさせているように見える件
朝鮮半島情勢の緊迫の最中に靖国神社へ参拝して周辺国を「挑発」する日本の内閣閣僚と国会議員
東アジア情勢の沈静化を拒むかの如く靖国神社参拝という「挑発」をする日本の政治家達
本の政府要人や国会議員らの無用な一方的「挑発」が東アジア外交で失態を招いている件
じゃあ、安倍内閣は戦後の日本の歩みを外国にどう評価して欲しいの?
歴史認識をめぐる問題の沈静化を拒むかの如く振る舞う日本の政治家の御歴々

相変わらず、無用な周辺国に対する「挑発」をやめられない日本の政治家たち

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橋下徹氏に公用車の私用や報道内容についてとやかく言われる筋合いはない

なにやら、大阪市の橋下徹大阪市長が
堺市の竹山修身市長が後援会主催の政治資金パーティー会場に向かう際に
公用車を使ったことについて批判をしているようですが。

堺市長選で地域政党「大阪維新の会」候補者との一騎打ちを制し、
再選を果たした竹山修身(おさみ)市長が6月、
後援会主催の政治資金パーティー会場に向かう際に公用車を使ったことについて、
維新代表の橋下徹大阪市長は1日、「重大な問題だ」と批判した。市役所で記者団に答えた。

一方、橋下氏肝いりの公募制度で誕生した民間区長や民間校長の不祥事が
堺市長選の最中に報道されたにもかかわらず、
竹山氏側の行動を問題視する報道が選挙後に行われたとして
「今回の一連の報道はアンフェアだ」と不満を漏らした。


(資金パーティーに公用車「重大問題」橋下氏、竹山堺市長を批判 - MSN産経west より)


この報道で「アンタに言われたくね~よ!」とか「何言ってんだコイツは」と思っている方は
正しいです。なぜなら、

● 橋下徹氏も大阪府知事時代に公用車を私用に用いて批判を受けた。
● 橋下徹氏の大阪維新の会の同僚である大阪市議会の議長が
  政治資金パーティーに市立高校の吹奏楽部をつれてきて演奏させる行為を3度行った。
  これについて議長の不信任決議案が市議会で可決されたが
  議長は職にとどまり、党は何も処分しなかった。


ということだからです。

大阪府の橋下徹知事が14日午後、
公用車で府庁から大阪市北区のフィットネスクラブに行ったことがわかった。
知事日程では「庁内執務」となっていたが、プライベートの行動だった。
橋下知事は事実関係を認めたうえで「府民の判断に任せる」と話した。
庁内からは「公私混同」(府幹部)との批判も出ている。

橋下知事によると、フィットネスクラブに行ったのは14日午後2時ごろ。
午後5時にタクシーで府庁に戻ったという。
この日は、人件費や私学助成の削減を盛り込んだ08年度予算案の審議が府議会委員会で始まったばかり。

橋下知事の答弁予定はなかったが、報道機関に公表している知事日程では、
この時間帯は午後7時の衆院議員の国政報告会まで「庁内執務」とされていた。
府幹部の一人は
「委員会での質疑内容によっては、知事の判断を仰ぐケースもある。緊張感が欠如している」
と指摘した。

橋下知事は朝日新聞の取材に対し「委員会の議論の内容は報告を受けている」としたうえで、
「空いている時間なので休みをとらせていただいた。公用車は自分の判断で使った。
 批判が出たら改めるし、あとは府民の判断に任せる」
と話した。


(asahi.com(朝日新聞社):橋下知事、公用車でフィットネスクラブ - 橋下知事の日々 より)
大阪維新の会の美延映夫(みのべてるお)・大阪市議会議長(52)の政治資金パーティーで
地元の市立高吹奏楽部が演奏した問題を巡り、
公明、自民、民主系の3会派は26日の市議会で、美延議長の不信任決議案を提案し、
賛成多数で可決された。議長の不信任決議は大阪市議会で初めて。【林由紀子、茶谷亮、村上尊一】

決議に法的拘束力はなく、美延議長は記者団に「非常に重く受け止める」と話す一方、
「謝罪や説明責任を果たすことで一定の責任は果たした」として、議長を続投する意向を示した。
議長と一般市議との報酬の差額(月約19万円)を3カ月返納するという。

決議は、パーティーでの演奏について「教育の政治的中立性に反することは明白」と指摘。
「議長に自らの身を処するよう求めたのに誠意ある対応がなかった」と批判した。
公明など3会派が賛成し、維新と共産、無所属市議が反対した。
3会派は今後も美延氏に議長の辞職を迫る方針で、
辞職に応じなければ本会議での審議を拒否する構えだ。

この問題では、市立高吹奏楽部が昨年6月〜今年8月の計3回、
美延議長の後援会が主催する政治資金パーティーで演奏していたことが判明し、市教委が調査している。


(政治資金パーティー:高校生演奏問題 大阪市議会初、議長不信任決議案を可決 公明、自民、民主系賛成- 毎日jp(毎日新聞) より一部抜粋)


また、橋下氏は報道の取り扱いについて「アンフェアだ」と言っていますが、
報道の取り扱いに差がおこった理由についての私なりの考察は以下のとおりです。

● 竹山氏の公用車利用に関する報道が選挙後になったのは、
  選挙期間中にその報道をすると公職選挙法第148条の2の3に抵触し得る。
● 橋下徹氏は堺市長選挙の立候補者ではない(立候補者は西林克敏氏)。
  また、民間区長や民間校長の不祥事が起きているのは堺市ではなく大阪市であり、
  報道機関の批判対象はあくまで西林氏ではなく橋下氏である。
  そのため、堺市長選挙の期間中に大阪市の民間区長や校長の不祥事の報道をしても
  公職選挙法第148条の2の3に抵触する可能性はない。
● 上記2点により、今回の橋下氏の報道批判は見当違いである。

(新聞紙、雑誌の不法利用等の制限)
第百四十八条の二  何人も、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて
  新聞紙又は雑誌の編集その他経営を担当する者に対し金銭、物品その他の財産上の利益の供与、
  その供与の申込若しくは約束をし又は饗応接待、その申込若しくは約束をして、
  これに選挙に関する報道及び評論を掲載させることができない。
2 新聞紙又は雑誌の編集その他経営を担当する者は、
  前項の供与、饗応接待を受け若しくは要求し又は前項の申込を承諾して、
  これに選挙に関する報道及び評論を掲載することができない。
3 何人も、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて
  新聞紙又は雑誌に対する編集その他経営上の特殊の地位を利用して、
  これに選挙に関する報道及び評論を掲載し又は掲載させることができない。


(公職選挙法(法令データ提供システム) より抜粋)


橋下氏は自身の政治に対するたくさんの批判を
竹山氏を批判することで相対的に小さくしたいのでしょう。
ですが、今回の件は橋下氏自身が持つ「アンフェア」な性質が
改めて浮き彫りになっただけのこと
です。
まして、堺市長選挙直後でのあの言動ですから、かえって
「敗北を受け入れられない、責任もまともに取れない、反省もろくに出来ない女々しい人」
と思われるだけではないでしょうか。

それにしても、自分の足元のあちこちから火の手があがっている現状で
よくもまあ、堺市長批判などと悠長なことをする余裕があるものです。
火を消さないままでいたら、ただただ燃え広がっていくだけだと思うのですが。

【堺市長選雑感】大阪維新の会が敗北しても決して先行きを楽観してはならない

9月29日に投開票が行われた大阪府堺市の市長選挙は
現職の竹山修身氏が新人の西林克敏氏を約58,000票の差で破り再選を果たしました。
中盤情勢において現職がリードしていましたが、リードを保ったままだったということになります。

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)が掲げる
大阪都構想の是非が問われた堺市長選は29日投開票され、
都構想に反対する無所属で現職の竹山修身(おさみ)氏(63)が
維新公認で新顔の西林克敏氏(43)を破り、再選を果たした。
民主党が推薦、自民党が支持した竹山氏に対し、橋下氏が前面に出た西林氏は大敗。
都構想の実現は不透明感を増し、橋下氏の政治的な影響力の低下は避けられない状況だ。
投票率は50・69%で、前回の43・93%を大きく上回った。

大阪府内の首長選で維新公認候補が敗れるのは初めて。
堺市長選の敗北で、橋下氏の政治力を支えてきた民意が離れたことの影響は大きい。
橋下氏は、今後の都構想の進め方や国政への関与について戦略の見直しを迫られそうだ。

関係者によると、橋下氏は29日夜の記者会見で
「争点設定に失敗した。どう戦術をとるかについて、トップとしてきちんと陣頭指揮を執れなかったことは重大責任だ」
と語った。
ただ、自らの進退は「辞めるなんて。まだ勝たなきゃいけない」と否定した。

橋下氏は都構想実現を目指し、2010年4月に地域政党「大阪維新の会」を結成した。
翌年の統一地方選で大阪府議会の過半数を獲得。
大阪市長の協力が得られないと判断すると、
自ら府知事を辞職して府知事、市長の大阪ダブル選で勝ち、都構想を進める基盤をつくった。

昨年8月には橋下氏の求めに呼応する形で
民主、自民両党などの提案で都構想を進める大都市地域特別区設置法が成立し、国政での法整備も進んだ。

維新は今後、都構想の手続きを堺市を除く大阪府と大阪市で進める。
だが、維新だけでは過半数に満たない大阪市議会で他党の協力を得られるかは不透明だ。

橋下氏は国政と一線を画しつつも、
民主党などを巻き込む野党再編の主導権確保を狙ってきたが、それも難しくなりそうだ。
橋下氏や松井一郎幹事長は憲法改正などで歩調を合わせる安倍政権とのパイプをちらつかせながら、
各党との連携を模索する構えだ。

竹山氏は2月に立候補を表明。
反都構想を旗印に自民、民主、共産、社民の各政党が支援し、無党派層にも浸透した。
竹山氏は29日夜、選挙事務所で「自由自治都市堺を守れたことが、無二の幸せ」と語った。

関係者によると、西林氏は29日夜、「すべては私の力不足」と語った。

■堺市長選の確定得票

当 198431 竹山 修身 63 無現 (2)
  140569 西林 克敏 43 維新

※カッコ内数字は当選回数



(朝日新聞デジタル:堺市長選、維新破り現職再選 橋下代表、辞任を否定 - 政治 より)


私はダブルスコアに近い形の完勝を望んでいたのですが、
流石にそこまではいかなかったようで。
ですが、ようやく大阪(日本)維新の会のデタラメな政治に対して一矢報いる形になりました。
これが堺市民の「民意」ということになります。

橋下氏は自分を支持し、投票する人達の「民意」しか汲み取りません。
また、自分が陣頭にたった選挙に勝つと「民意」を強調し、
負けると自分以外の他人のせいにして結果責任を巧みに回避しようとします。※1
ですが、橋下氏に支持しない人々の意見もまた「民意」であり、
議会制民主主義をとる我が国では少数の「民意」も尊重されなければなりません。
再選を果たした竹山修身氏は勝利にのぼせ上がることなく、
今回西林氏に投票した有権者※2の「民意」も汲んで堺市政に取り組み、
橋下氏との出来の違いを見せつけて欲しいと思います。

一方、私が見た範囲において西林克敏氏陣営の敗因を考えると、
こんなところが挙げられるのではないでしょうか。

● 大阪都構想を持ちだして何年も経過しているのに未だに制度設計も不十分なゆえ、
  堺市が大阪都に含まれるメリット・デメリットを詳細に有権者に提示できず、
  竹山氏側が主張する都構想の問題点に対し的確に反論できなかったこと。
● 街頭演説で相手陣営を詐欺師よばわりし、野次を浴びせた聴衆をも罵倒し、
  相手陣営の足元の批判を言葉汚くおこなうなど、あらゆる部分で汚い選挙戦をしたこと。※3
● 橋下徹氏が候補者ではないのに候補者以上に前に出すぎていて
  候補者である西林氏の存在がまったく霞んでしまったこと。
● 陣営の要である橋下氏が、台風18号対策をまともに行わなかったうえ、
  それをユーザーから指摘されても開き直ったこと。※4

今回、大阪(日本)維新の会は「総力戦」とも報道されるほどの態勢で戦い、敗れました。
結果を受けて「終わりの始まり」「橋下も終わり」などという意見が散見されますが、
これは時期尚早で楽観的な見方だと思います。
ただ、後に振り返った時に
「堺市長選挙が一つの起点だった」「終わりの始まりだった」といえる様に、
今後も橋下氏について注視・行動をしなければなりません。
橋下氏は統治能力と危機対応能力には非常に乏しいですが、
言葉の操縦においてはその乏しさを補えるほど長けています。
彼の政治生命が最期を迎えるまでは一瞬たりと油断をしてはならないのです。

「勝って兜の緒を締めよ」という言葉がありますが、今こそこれが重要です。



※1 今回も選挙後の会見でマスコミ、相手候補、有権者に責任転嫁しまくったようですが。
※2 選挙有効投票数の約4割で、堺市の全有権者の約2割にあたる人が西林氏に投票。
※3 例えば、この動画この動画この動画など。
※4 現職の竹山氏は選挙活動を一端やめ、堺市庁舎に入って台風18号対策にあたりました。
   (参考:やっぱり、橋下徹大阪市長は大阪に住む者の生命と財産を守る気は皆無である)

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