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03« 2017/04 »05

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電波ないち名無しさん

Author:電波ないち名無しさん
ちゃぶろ時代と変わらず、日々感じたことを、文法を気にせずつづっていきたいと思います・・・

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東京五輪招致は理念のなさと欺瞞が見抜かれて失敗したのではないだろうか

2016年の五輪はブラジル・リオデジャネイロに決まった。
予想していた人は数多いだろう。
しかしシカゴが一番最初に落選したのは予想外であった。
ちなみに私の予想は

 1位 リオデジャネイロ
 2位 シカゴ
 3位 マドリード
 4位 東京


だったのだが、1位以外は大はずれであった。
シカゴも東京もマドリードやリオデジャネイロに比べて支持率は高くなかった。
お互いに自国民の感情は
「こんなに不景気なのにオリンピックなんてやっている場合かよ」
といったところだろうか。
結局、総会直前に内閣総理大臣や大統領を担ぎ出したのにも関わらずに落選してしまった。
よく考えると、4都市の中で明快な大義名分があったのは[
「南米初開催」で団結しているリオデジャネイロだけだったので
収まるところに収まったという感じだろうか。

さて、東京は落選したのだが
ごらんの予想の通り私は東京は早々に落選すると思っていたので
今回改めて落選の理由を考えてみた。

1. 明快な大義名分がなく、スローガンも達成ができるか疑わしい
   東京は「コンパクトな五輪」「環境五輪」などで推したが
   理念としてはインパクトにかける印象を持っていた。
   既存の施設を使いながら10万人規模のメインスタジアムを建設しようとするなど
   果たして7年後に掲げるスローガンどおりにいくかは懐疑的であった。
   私としては五輪開催を機に国の財政保証をテコに
   再開発をやってしまおうという都合が透けて見えていたのだが・・・


2. 国全体に五輪を持ち込む機を熟成させられなかった

   東京五輪招致委員会は「支持率は7割」
   オフィシャルパートナーの読売新聞は「支持率8割近い」とのたまっていた。
   しかしIOCによる調査で東京の支持率は5割台で推移していた。
   共同通信社による世論調査で五輪招致に賛成とこたえたのは55%、
   NHKによる世論調査でも五輪招致に賛成とこたえたのは47%であった。
   IOCの調査と招致委員会の調査ではどっちを信用すべきかは明白である。
   現に、私の周囲でも「五輪を開催してほしい」などという雰囲気は皆無であった。
   確かに東京だけで勝手に盛り上がっているような印象はぬぐえず
   どこに7割の支持者がいるのか、というような感覚であった。
   (でも、決まったら決まったできっと盛り上がっていたんだろうけどなw)
   招致委員会は日本全体で五輪を盛り上げる雰囲気作りにはっきり言って失敗した。

3. 都知事の新銀行東京問題などを棚上げするための私的な招致活動でしかなかった
   これは完全に言いがかりに近いものだが(w
   石原都知事はこの招致を公約に掲げて3期目の当選を果たした。
   五輪招致活動中の間は新銀行東京問題や築地市場移転問題など
   重要な東京都の政治問題はほとんど棚上げしてきた状態である。
   招致活動が終わり、都議会では
   招致につかった150~300億円超とも言われる招致費用の追及とともに
   これらの政治問題の追及も再び始まる。
   果たして残りの任期をのらりくらりで乗り越えることができるのだろうか?
   都知事は新銀行東京問題や築地市場移転問題などを全部整理して
   後任知事に後腐れのないようにして任期を終えていただきたく思う。
   (ただ、それができるかどうかは果てしなく疑問符がつくのだが)


とまあ、大きく3つ挙げてみたが、招致期間中においても

● 皇太子夫妻を担ぎ出そうとして、宮内庁が否定的な見解を示すと口汚く罵倒(こちらなど)
IOC評価委員長の女性に蔑視ととられる慇懃無礼な物言いをする(こちら)
● 野党時代に鳩山由紀夫が国会決議に一時難色を示したことについて衆院選で罵倒したのに
  首相になるのが現実的になるやIOC総会の出席を要請し強行軍で出席させる(こちら)
● 嫌中派なのに五輪を招致したいがために中国を持ち上げる発言や行動をする(こちらなど)


などなど問題になる発言や行動が数限りなくある都知事が扇動しても
踊る人は本人の予想に反してすくなかったといったところだろうか。
東京都民ひいては日本国民、そしてIOCの委員たちは
石原都知事の人となりがある程度は理解しており
過去の行動との一貫性のなさや問題発言、
さらに五輪招致の裏にある欺瞞などを見抜いていたのだろう。
IOCや世論調査による支持率の低さはそういったことも起因していると私は考えている。
日本国民は石原都知事が罵倒するほど愚かな人間ではないわけで。

さて、リオデジャネイロ五輪は南半球の夏季五輪として16年ぶりの開催なる。
ただでさえお祭り好きのあの連中が本番でどのようなパフォーマンスを繰り広げるのか
私は期待をしたいと思う。
まずは2014年のFIFAワールドカップが五輪に向けての試金石となるだろう。
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